空腹時の運動とダイエット効果ダイエットを行う上では消費エネルギーを増やすための運動が欠かせませんが、同じ運動を行うにしてもそのタイミングによって効果は異なります。
実は脂肪を直接燃焼させるために最も効果があるのは、空腹時の運動なのです。
食事をしてから時間が経つと血液の中の糖分の量(血糖値)が下がり、それを脳が感知する事で空腹感が生まれてきます。
この時、運動によってさらに血糖を消費しようとすると、人体は予備のエネルギーである体脂肪を利用して足りない分を補おうとします。
従って空腹時に運動を行うと、直接体脂肪を燃焼させる効果が高くなるというわけです。
ただし、直接脂肪を燃焼させるという意味では、空腹時に運動することも勿論効果的です。
空腹時以外に運動を行ったからといって、ダイエット効果が大きく低下する訳ではありません。
なぜなら体脂肪というのはもともと余ったエネルギーから合成されるものだからです。
運動によってエネルギー消費量を増やしておけば、運動によって消費された分をマイナスした形で、余った分のみ脂肪として蓄積されますので体脂肪が必要以上に増えることはないでしょう。
つまり空腹時に体脂肪を直接燃焼させなかったとしても、運動によってエネルギーを消費することが大切なのです。
そして食べ過ぎてさえいなければ体脂肪は日常生活の中でも少しずつ消費されますから、結局はダイエットの目標を達成できる事になります。
このように、空腹時の運動にそこまで固執する必要はないのです。
貧血を起こしやすい体質の人や、空腹時に運動をする事で逆にその後食べ過ぎてしまうという人は、むしろ無理をせずに適度に栄養補給をした状態で体に負担をかけず運動に取り組むべきだと思います。
空腹時に運動を行うということは、それだけ体に負担をかける行為でもあります。
実践する際には、下記の3つのポイントに特に注意してください。
@強度の低い運動にすること
血糖値が低い時に急激にエネルギーを消費するような激しい運動を行うと、極度の低血糖により貧血や、ひどい場合は心臓麻痺などを起こす危険もあります。
もともと脂肪燃焼のためには強度の低い運動を長時間続けたほうが効果的なので、空腹時にはウォーキングなど強度の低い運動を行うようにしましょう。
A徐々に体を慣らしていく
空腹時の運動=体への負担は倍増します。
まずはその時間帯に栄養補給をしてから運動をはじめるようにして、徐々に体を慣らしていくべきでしょう。
Bいざという時に血糖値を上げられるものを用意しておく
栄養補給の準備をしておくこと運動中に低血糖で気分が悪くなったりしたときのために、砂糖を含む飴や飲み物など血糖値を上げて症状を抑えるものを準備しておきましょう。
また、運動を始める前には水分補給を忘れずに行いましょう。