健康と空腹の密接な関係について調べました。
私達は日常生活を送る上で、忙しさやダイエットを理由に、空腹を我慢することがしばしばあります。しかしこれは胃酸をためてしまい、胃を刺激して痛みやむかつき、吐き気などの原因ともなり、非常に良くないのです。
反応性低血糖には、突然空腹に襲われ耐えられなくなる、という症状があります。ほとんどの場合糖尿病患者が使うインスリンにより引き起こされますが、腎不全や心不全、癌、ショック症状といった重篤な病気が原因であることもありますので注意してください。
常にお腹がすいているなど、異常な空腹感を感じる場合は過食症である可能性があります。通常の3〜5倍の食事を摂ったあと、嘔吐、下剤・利尿剤・薬物・過度の運動・絶食による代償行為を行うもので、女性に大変多く見られる摂食障害です。
テキサスの大学のマイケル・ルター氏らが「ストレスにさらされているときは、空腹感を満たさない方が緩和できる」と発表しました。これは、空腹ホルモンとして知られていたグレリンの本来の働きがストレス緩和であると証明されたことによるものです。
餌をよく噛まずに丸呑みしてしまう動物は、空腹感が満たされず、結果として常に何かを食べている状況になります。餌を反芻する牛の排泄物の総窒素量が少ないことからもわかるように、健康的な食事は、良く噛み時間をかけて行うものと言えるでしょう。
食後に飲むよう指定のある薬は、胃を荒らしてしまう為、空腹時の服用は避ける必要があります。一方、体内吸収率の低い生薬からできている漢方薬は逆とされています。
空腹時は体内吸収率が高い状況になっています。この状況を利用して、漢方薬の効果を最大限に向上させることができるのです。ここでは、漢方薬の飲み方の提案をしています。
便秘の薬の中で、“空腹時”に飲むよう指定のあるものがあります。これは、腸の蠕動運動を促す成分である「ビサコジル」などが含まれており、薬を腸で作用させたい為です。食事後おおよそ何時間で空腹になるかにも言及しました。
空腹時に飲酒をすることは、実は命にも関わる大変危険な行為です。低血糖症や急性アルコール中毒を引き起こす可能性もはらんでいるのです。また、二日酔いの原因にもなりますので、必ず飲酒の前に何か胃に入れるよう心がけましょう。